院長の思い
陽光堂鍼灸院の目的とは?
治療の選択肢を増やすこと。それが当院の目的です。
そのため当治療院では、、東洋の伝統的な医学に由来する鍼灸を、できる限りそのまま引き継いで治療していくことで、その目的に近づこうとしています。現代医学では治りにくいとされる症状にも、東洋医学という違う面からのアプローチを行うことで、新たな効果を期待できるからです。とくに、感染症ではない症状は、ほとんどの方が、体質のバランスを崩していることに由来しています。当院での実際の治療では、鍼灸のみならず、漢方薬もご案内します。また、、生活スタイル(運動面・食事面・思考の面)などのアドバイスもしています。つまり、伝統的な東洋医学の姿勢に基づいて、鍼灸治療そのものだけでなく、身体をとりまくすべての面において意識する治療を、実践してまいります。
現代の鍼灸では、現代医学の理論に基づいた治療も、広く実施されています。そこであえて、当院がその方向には進まない理由があります。それは、もしも、現代医学の理論で症状が緩和していかない場合において、鍼灸治療も無用になってしまうことです。これでは、せっかくの東洋医学独自の治療方法が、何の役にも立ちません。私の考えの根底には、そのような理由があります。
「はり」の敷居を下げて生活に根付かせたい
「はり」の目的は3つです。
〈1〉免疫力を高める
〈2〉体質改善
〈3〉病気を未然に防ぐ。
根本治療として、老若男女、地域の方の健康に寄与したいと思っています。子どもの身体に負担をかけない「小児はり」にも力を入れています。一度の治療をなるべく短時間にできるよう、かつ、効果が出るように、一人ひとりの様子をみながら治療に当たります。「子どもに「はり」?
かわいそう」という声も聞こえてきそうですが、私の所属する鍼灸団体のある大阪では、子どもたちが当たり前のように鍼治療を受けて育ちます。だから「鍼治療は効くものだ」と思って大きくなっています。私は「北海道にももっと鍼灸を広めたい」と考えています。
院長 斎藤隆行
なんとなく今の世の中って、セカセカしてたりイライラしてたりちょっとしたことでムカッとしてみたり、余裕のないような気がします。 なんでかな? みんな一生懸命頑張りすぎで、緊張しっぱなしなのかな? そんなことを考えてみたりします。ノリしろって、余裕の部分が本当はゆとりになるんだけれども、今の時代は突き合わせみたいになってて余裕がないんかな。だから、許容量を超えやすいし、もろくなっている。子育てにしても、仕事にしても、趣味にしても、ボランティアにしても、目に見えない心の余裕みたいなものが、より良い成果になっていくと思うんです。職人芸を必要とするお仕事は、時間ばかり、能率ばかりを追求できるものでもないですね。鍼灸だって、いわば職人芸だと思っています。だから、こころの余裕は大事に考えています。余裕のこころをもったうえで、患者のみなさまにも、こころが和む治療をしていきたいなと、考えています。そうすると、身体が勝手に健康な状態に戻していってくれるんです。私の想いが、みなさまに届きますように・・・。ところで、妻は看護師。私は、登録販売者の資格を有しているため漢方薬のアドバイスも実践。鍼灸学術団体の「一般社団法人北辰会に所属。北辰会HP→https://hokushinkai.info/consideration/difference
「はり」と「きゅうの」免許証です。